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オオカレエダカマキリのオスを入手した翌日、メスが居ないかと発電所周辺の木々を探っていると2人組の若者の売り込みが来た。

葉付きの小枝を綿菓子のようにビニール袋で包むようにして持って来たので、さては中身は草食性の昆虫でナナフシ辺りかと思ったら、これまた探し求めていたカレエダカマキリ!

オスではあったが、無論、即購入。

帰国後に写真を見て気付いたが、よ〜く見るとハエのような物を食べている。
イマイチ情報量が少なくて得体の知れない所があるカレエダ系のカマキリの貴重な食事シーンである。

それにしても、このカレエダカマキリは食事中に採集されたのだろうか?

オオカレエダカマキリ同様、適した容器が無いのでホテルに持ち帰った後はテレビ台の戸棚の中に放し飼いにしていたのだが、一夜明けると中脚が2本ともプッツリと切れていた。

オオカレエダカマキリといい、なぜこの2種に限ってこんな事に?

カレエダ系のカマキリはナナフシみたいに自切でもするのだろうか?
自切をするにしても特に何もしていないのにこれでは、旅行中に見たどんなナナフシよりも脆い。

▲帰国後にきちんとした写真を撮るつもりだったのだが…。(またかい)

▲上半身。

▲凝りに凝った尾端。メスのはどうなってるのだろう?

▲顔はそっくり。

▲「19マイルにてシリーズ」として撮った記念写真。

▲下半身。取れた中脚が…。

▲カレエダ8cm少々。オオカレエダ14cm少々。オオカレエダ大き過ぎ。

今回はまともな状態で持ち帰る事すら叶わなかったが、いわゆるカレエダ系ことドラゴン系のカマキリは、魔王系にも引けをとらない魅力あるカマキリなので、これからも追い続けたい。